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染めを志し“のり染め”(筒描き・型染め)を学んできた作家は、近年では“絞り染め”など、
質感の異なったものを含めた表現を模索しながら制作をしている。
作品の題材も最近は、野菜や果実などなにげない日常の中のものが多く、
作家自身「お料理をする時、野菜を切った後の切り口であったり、卵を割った時の
ヒビであったり、形がおもしろかったから作品にしてみました。」と言う。
女性、主婦らしい観点である。また、物のひとつを観察し、その物の持つ魅力を
見つけ出すことが上手な作家なのだと思う。
そんな彼女の作品は、従来の伝統的な染めにはないモダンさがあり、
その中にも渋さがある様な…心地よく感じられる作品である。
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